元気に夏を乗り切ろう!夏バテ対策のご紹介!!

●夏バテとは?

高温多湿の気候に負けて、体力消耗をきたした状態の事です。

●夏バテの三大症状

①疲れやすい ②だるい ③食欲がない

≪夏バテのメカニズム≫

人間の体は、夏の暑さから身を守る為に、体温調節の機能を働かせます。まず、皮膚の血流量が増加し熱を放散し、体の熱を冷まします。これは、全身の血的量のバランスが体の表面に隔たりやすくなるということです。次に、発汗をして体温を下げます。すると、血液の水分量の減少から血液の粘度があがり、「巡り」がわるくなってしまいます。

以上のことから、内蔵を流れる血液が減少して胃腸機能が低下し、消化と吸収の力が弱まってしまいます。さらに、冷たい物の取りすぎも胃腸の消化液を薄めたり、腸の動きを弱めてしまい、食欲がわかなくなってしまうのです。こうなると、栄養が全身にいきわたらなくなり「疲れやすい」「だるい」などの症状が出てきます。他に冷房のあたりすぎや、睡眠不足などにより自律神経が乱れて夏バテの症状が出てきます。

 

≪夏バテ対策≫

  1. 発汗により水分、塩分やミネラルが不足しがちですので、それらの補給を心がけます
  2. 水分の補給は大切ですが、冷たい物を取りすぎない。
  3. 消化に良い物を取る。夏には夏の食材が吉。季節の物をしっかり取りましょう。
  4. 冷房のあたりすぎにも注意し、外出時は長そでを一枚もっていくといいでしょう。
  5. 胃腸や肝臓の機能が低下しますので、それらを元気にしてくれる生薬や自然薬を体質に合わせてとる事も大切です。